Shopifyとは？初めてでもネットショップをオープンできる？
近年EC市場が拡大する中で注目されているのが、シンプルで高機能なネットショップを簡単に構築できる『Shopify』です。
Shopifyは、2017年に日本で本格展開されてからどんどん需要が増えていき、現在では世界で一番導入されているECプラットフォームとなりました。
これからECサイトを作るという方は、どのようなツールが自分にとって使いやすいか、また料金形態やサポートなど不安に思うことがたくさんあるかと思います。
本記事では、Shopifyの特徴、メリット・デメリット、Shopifyがおすすめな人などをご紹介していくので、Shopifyの導入を検討している方はぜひ最後までお付き合いください。
Shopifyとは？
Shopifyは2004年にカナダで創業されたサービスです。
手軽にシンプルかつ高機能なECサイトが作成できることから、世界No.1のシェアを誇っています。
海外通貨や海外への発送も簡単にできることから越境ECと呼ばれる海外向けの販売も可能です。
日本では2017年に本格展開されてから、需要がどんどん増え続けています。
Shopifyプラン別機能一覧
Shopifyには主に3つのプランが用意されており、それぞれ使える機能が異なります。
| ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
|---|---|---|---|
| スタッフアカウント数 | 2 | 5 | 15 |
| 商品登録数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 24時間体制サポート | ◯ | ◯ | ◯ |
| 販売チャネルの追加機能 (Instagram・Facebookなど) |
◯ | ◯ | ◯ |
| 手動での注文作成 | ◯ | ◯ | ◯ |
| クーポンコード | ◯ | ◯ | ◯ |
| 無料SSL証明書 | ◯ | ◯ | ◯ |
| カゴ落ち対策メール | ◯ | ◯ | ◯ |
| ギフトカード | ◯ | ◯ | ◯ |
| レポート | – | 標準 | 高度 |
| 外部サービスの配送料計算 | – | – | – |
初めてECサイトを作る場合はベーシックプランがおすすめです。
運営に必要な機能はひと通り整っているので、まずはベーシックプランでShopifyの基本機能を使いこなしましょう。
ただし、事業規模や販売商材によっては上位プランが良い場合もあるので、後述の「Shopifyの料金プラン」にてご確認ください。
Shopifyの料金プラン
| ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 約3,300円29USD | 約9,100円79USD | 約34,400円299USD |
| 日本のクレジットカード | 3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 |
| 海外のクレジットカード | 3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 |
| JCBのクレジットカード | 4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 |
| こんな方におすすめ |
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Shopifyは、初期費用が無料です。
さらに、14日間の無料期間があるのでその期間中に色々な機能を試してから本契約をすることができます。
プランの変更はいつでも可能なので、最初はベーシックプランから始めて、EC事業が拡大するにつれて上位プランに変更していくのがおすすめです。
その他のプラン
Shopifyには、メインの3つのプランに加えて「Shopify Lite」と「Shopify Plus」が用意されています。
| Shopify Lite | Shopify Plus | |
|---|---|---|
| 月額料金 | 約1,000円9USD | 約230,000円2000USD |
| 機能 | 既存のWebサイトなどに購入ボタンを追加できる |
|
| こんな方におすすめ |
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Shopify Plusでは、大規模な取引を行うショップや複数店舗の運営が可能です。
月額料金は高額になりますが、自動化できる部分が増えたりShopify Plusのみ使用できるアプリなどもあるのでさらに事業を拡大していきたい方におすすめのプランです。
Shopifyの決済方法
Shopifyで利用できる決済方法は以下の通りです。
Shopifyの中でも必ず導入したいのが、ShopifyPaymentというサービスです。
通常のECサイトの決済サービスは審査が必要で時間を要することが多いですが、ShopifyPaymentは管理画面で有効化の手続きをするだけで簡単に利用を開始することができます。
ShopifyPaymentで使用できる決済方法は以下のクレジットカードです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AmericanExpress
初期費用や月額固定費もかからないので、まずはShopifyPaymentを入れておきましょう。
その他、コンビニ後払いや銀行振り込みなどのアプリもあるので必要に応じて追加が可能です。
Shopifyのメリット・デメリット
Shopifyのメリット
- 低コストかつ簡単にECサイトが作れる
- 100種類以上のテーマテンプレートからデザインを選べる
- アプリを使用して機能拡張ができる
- 多言語、多通貨、海外配送に対応している
- SNS販売の連携ができる
Shopify一番の魅力は、低コストで簡単にECサイトが作れることです。
ECサイトで重要となるサイトのデザインは、無料・有料合わせて100種類以上のテーマテンプレートの中から好みのものを選択することができます。
Shopifyのテーマストアでは、「衣料品とアクセサリー」や「食料品・飲料」など販売商材別のおすすめテーマテンプレートを検索できるようになっているので、お気に入りのものを見つけてみてください。
また、最初から備わっている機能はシンプルで最小限になっており、必要な機能はアプリを使用して拡張することが可能です。
その中でも、海外向け販売の導入については他のECサイト作成サービスと比べてとても手軽に設定ができます。
多言語・多通貨にも対応しているので、海外に向けて商品を販売していきたいという方にはShopifyがとてもおすすめです。
Shopifyのデメリット
- サポートの返信が遅いことがある
- 日本語対応していない部分がある
- アプリは基本的に月額費用がかかる
2017年にShopifyが日本展開を始めてから徐々に日本語に対応されており、ほとんどの機能は日本語で操作が可能です。
しかし、一部テーマやアプリは日本語対応していないものがあるので、英語が必要となる場面が出てきます。
また、有料アプリを使う場合は買い切りではなく月額での支払いとなるため、必要なものを見極めて導入しましょう。
Shopifyはこんな人におすすめ
- これから本格的にECサイトを運用していきたい
- BASEなどを使用してECサイトを既に運営しているが、販売手数料が気になってきた
- 海外向けの販売をしたい
Shopifyは、企業だけではなく個人でもECサイトをオープンすることができます。
テンプレートを使用したシンプルな操作で高機能なECサイトが作成できるので、初めてECサイト作成をするという方にもおすすめです。
しかし、ShopifyにはBASEやSTORESのような無料プランがないため月額の固定費が必ず発生します。売り上げが少ないと赤字になってしまうこともあり、本格的にECサイトを運用していきたいという方に向いているサービスです。
まずは小さく始めたいという方は、無料で利用できるBASEやSTORESを検討してみてください。
そして、Shopifyは多言語・多通貨への対応が可能で、海外発送も簡単に設定できるので、海外販売へも挑戦しやすくなっています。
まとめ
世界で一番利用されているECサイト作成サービスの『Shopify』をご紹介しました。
Shopifyは誰でも気軽にネットショップをオープンすることができるので、初めてECサイトを作成する方にもとてもおすすめです。
14日間の無料体験期間があるので、自分のネットショップをオープンしたい方や自社のECサイトが欲しい方はShopifyを利用してみてはいかがでしょうか。
