Shopifyの料金プラン。初めてならどれがおすすめ?
Shopifyには合計5つのプランがあります。
初めてネットショップを始めるときには、どのような機能が必要になってくるか分からないことも多いですよね。
こちらの記事では各プランの特徴と、プラン選定の基準などをご紹介していきます!
もくじ
主要3プランの料金・特徴
Shopifyには「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3つの主要プランがあります。
主要3プランの月額料金や手数料は以下の通りです。
ベーシックプラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 約3,300円 | 約9,100円 | 約34,400円 |
日本のクレジットカード | 3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 |
海外のクレジットカード | 3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 |
JCBのクレジットカード | 4.15% + 0円 | 4.1% + 0円 | 4.05% + 0円 |
こんな方におすすめ |
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それぞれのプランの特徴を解説していきます。
ベーシックプラン
月額料金29USDで利用できる、主要プランの中ではもっとも手軽なプランです。
手軽とはいえ、ネットショップの運営に必要な機能はほとんど揃っているので、初めてのネットショップ運営で困ることはほとんどないかと思います。
月額費用を抑えながらもECの機能はしっかりと使用できるため、初めてのネットショップオープンの方には一番おすすめなプランです!
スタンダードプラン
月額料金が79USDと、ベーシックプランより高めに設定されていますが、クレジットカード手数料や取引手数料が安く設定されているプランです。
スタンダードプランからはプロフェッショナルレポートが使用できるようになります。プロフェッショナルレポートでは特定の商品販売データや顧客データ(新規・リピーター・国別 など)を利用した分析が可能です。
また、国別ドメインの取得や為替レート設定、2ヶ国語設定もできるので越境ECを始めたい方におすすめのプランとなっています。
プレミアムプラン
月額費用が299USDの、主要プランの中では一番高額なプランですが、クレジットカード手数料や取引手数料は一番低く設定されています。
プレミアムプランでは、スタッフアカウントを15個まで登録することができるので、複数人でしっかりと役割分担をして運営をしていく大規模ECサイトに最適なプランです。
また、プロフェッショナルレポートに加えてカスタムレポートを作成することができます。カスタムレポートでは、さらに細かいマーケティング分析を行うことが可能です。
「Shopify Lite」と「Shopify Plus」
そして、WEBサイトにカート機能のみを追加する「Shopify Lite(ライトプラン)」と取引量の多い大規模EC向けの「Shopify Plus(プラスプラン)」の2つのプランも用意されています。
Shopify Lite | Shopify Plus | |
---|---|---|
月額料金 | 約1,000円 | 約230,000円 |
機能 | 既存のWebサイトなどに購入ボタンを追加できる |
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こんな方におすすめ |
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それぞれの特徴をご紹介していきます!
Shopify Lite(ライトプラン)
月額9USDで利用できるShopifyの料金プランの中で一番安いプランです。
主要プランと大きく異なる点としては、Shopify LiteはECサイトを構築しません。
簡単に言うと、ネットショップの専用ページは作成せず、既存のWEBサイトやブログ、SNS等にShopifyのカート機能のみを埋め込んで商品を販売するプランです。
レポート機能やテンプレート機能は使用できませんが、管理画面は他のプランと同様に使用することができます。
初期費用を抑えつつ、自分のサイトやSNSから商品を販売したいという方におすすめのプランです。
Shopify Plus(プラスプラン)
主要プランよりもさらに取引量が多いストアや大企業向けのプランです。
月額料金は2,000USD〜の利用規模に応じた変動制となっています。
メインストアに加えて、追加で9サイト(合計10サイト)まで開設可能です。
また、他のECシステムからの移行の際にはエキスパートが対応してくれるので安心して移行することができます。
その他にも、チェックアウト(決済)画面のカスタマイズや、ワークフローの自動化などShopify Plusでしかできないことはたくさんあるので、気になる方はぜひ調べてみてください!
Shopifyプランの選び方
Shopifyは、どのプランを選択したとしても月額費用が発生します。
そのため、ネットショップの販売状況や今後の販売目標に合わせてプランを選択していくのがおすすめです。
販売状況と取引手数料で決める
上位プランになるにつれて月額費用は高くなっていきますが、クレジット決済手数料や取引手数料は低く設定されています。
売り上げ状況によっては上位プランに上げた方が結果的に費用を安く抑えることが可能です。
あくまでも目安ではありますが、売り上げ別おすすめプランは以下の通りです。
- ベーシックプラン:月商500万円以下
- スタンダードプラン:月商5,000万円以下
- プレミアムプラン:月商5,000万円以上
ショップの運営規模で決める
ネットショップの運営は、個人でやっている方もいらっしゃれば、役割を細かく分けて複数名・複数箇所で運営しているケースもあるかと思います。
Shopifyは、プランによってスタッフアカウント数が変動します。
各プランごとの上限スタッフアカウント数は以下の通りです。
- ベーシックプラン:2
- スタンダードプラン:5
- プレミアムプラン:15
ショップの運営に携わるスタッフの数や、管理体制に合わせてプランを選択するのもおすすめです。
初めてのネットショップオープンならベーシックプランがおすすめ!
今回は、主要の3プランと併せてShopify LiteとShopify Plusもご紹介しました。
上位プランでは高度な機能が使えてとても魅力的ではありますが、初めてネットショップを開店する方にはベーシックプランがおすすめです。
テンプレートテーマを使用したサイト構築やカート機能、メール自動送信機能、受注管理や販売レポートなど、ネットショップ運営に必要な機能は一通り揃っています。
一番シンプルなのでネットショップの初心者でも使用しやすい安心なプランです。
Shopifyプランはいつでも変更可能
Shopifyは、販売量が増えてきたり使用したい機能が出てきた場合はいつでも変更が可能です。
また、管理画面から簡単に変更をすることができます。
そのため、まずはベーシックプランで基本的な機能を使いこなしていき、他に必要な機能がでてきたらShopifyアプリを導入したりプラン変更を検討してみましょう。